愛のこだま基金
沿革
「愛のこだま基金」事業は、昭和41年に青森県から社会福祉法人青森県玉葉会へ運営の委託申入れがあったもので、その趣旨は県補助金をもって「愛のこだま基金」の基金とし、寄付金、その他をあわせて、社会福祉施設より就職する者の就職支度金として支給し、福祉の向上を図るものです。
基金の運営は、「愛のこだま基金」運営規程に基づき、寄付者代表、学識経験者、県職員、玉葉会役員からなる運営委員が審議に当たり、本法人の事務局が事務を行っています。
目的
この基金は「愛のこだま基金」と称し、法人又は私人の寄付金・県費補助金その他を以って造成し、社会福祉施設等より就職する者に就職支度金を支給し社会福祉の向上に寄与することを目的としています。
就職支度金
就職支度金は当初、児童養護施設から就職する児童が対象で昭和41年度は36名に支給しました。その後、昭和43年度には知的障害児施設に、47年度には児童自立支援施設に、50年度には里親のもとから就職する里子に、平成3年度には母子生活支援施設に、平成23年度は情緒障害児短期治療施設にまで範囲を拡大しました。これまでに2,158人(令和2年3月末現在)の児童に支給されています。